こんにちは!
吹き出し機能があることを初めて知りました!
使ってみようと思います!
と言うところから今日の記事は始めます。
最近つぶやいたTweetについて
最近こんなことを呟きました。
高校時代のエピソードを1つ
— ベンチ外の元甲子園球児@野球マーケのブロガー (@FrontHill) March 30, 2020
投手の先輩で毎日ランニングを追い込み、陸上部よりも長距離が速い先輩がいました。
ただ、どんなに走り込んでも球速が全くと言っていいほど上がりませんでした。
ある日、プロのOBの方々が年末年始にグラウンドで自主トレをされていました。
— ベンチ外の元甲子園球児@野球マーケのブロガー (@FrontHill) March 30, 2020
その際にランニング先輩に対して言った一言がこちら
「お前、陸上部行けよ。これ以上球速上がらんぞ」
— ベンチ外の元甲子園球児@野球マーケのブロガー (@FrontHill) March 30, 2020
ちなみにそのランニング先輩は、プロの先輩の自主トレにもついて行きましたが、一向に球速が上がりませんでした。
ランニングのメカニズムを鍛えるばかりで、ピッチングのメカニズムを鍛えるためのランニングになってなかったんですね。
球児のみなさん、学生野球のみなさん
— ベンチ外の元甲子園球児@野球マーケのブロガー (@FrontHill) March 30, 2020
練習の際に意識して欲しいのは「その練習は何の目的でやっていて”目的の何に貢献するのか?”」の因果関係を意識すること。
相関関係で練習を捉えてはいけない。#高校野球#野球部#甲子園#家でできること #頭を使うこと
ここで因果関係と相関関係と言うことを提起させていただきました。
このランニング先輩に足りなかったのは「因果関係を意識する」と言うことなんです。
これを意識するだけでスキルの上達度は大きく異なります。
因果関係・相関関係の意味
説明の前に、この記事の前提をお話させてください。
- 本来の意味とは若干違う説明をします。
- 辞書で調べた意味だと「訳がわかんない」
- せっかく学ぶなら実践に使えることをお伝えしたい
と言う理由です。
因果関係とは
まず因果関係とは
原因と結果の関係のこと。一般には,事象Aが事象Bをひき起こすとき,AをBの原因といい,BをAの結果という。そしてこのとき,AとBの間には因果関係がある,という。
https://kotobank.jp/word/%E5%9B%A0%E6%9E%9C%E9%96%A2%E4%BF%82-32785
なんか難しいですね。。。
すごく簡単に言うと
AだからB、BだからA。が立証できれば、それは因果関係です。
例えば、ランニング先輩の例で言うと
「1500m走を4分台で走ることができれば、ピッチングで140キロが出せる」
これはAだからBであっても、BだからA。は立証できないので因果関係ではありません。
※因果関係のたとえを考えるのが難しい。。
相関関係とは
相関関係とは
https://www.weblio.jp/content/%E7%9B%B8%E9%96%A2%E9%96%A2%E4%BF%82
こちらも難しい。。
簡単に言うと
AだからBが言えれば、それは相関関係です。
(BだからAは言えなくていい)
例えば「ホームゲームだとホームチームの勝率が高い」は相関関係です。
なぜかビジターの方が勝率が高いシーズンもたまにありますよね。
そして例にあげたランニング先輩の例も相関関係です。
「1500m走を4分台で走ることができれば、ピッチングで140キロが出せる」
これはAだからBは言える(可能性がある)ので相関関係です。
因果関係は100%、相関関係は確率論
僕の説明でこのように記載してます。
- 因果関係は”立証(100%である必要がある)”
- 相関関係は”言える(可能性がある)”
因果関係は絶対そうなるものだと定義しています。
一方相関関係は確率で話をしています。
世の中は実は相関関係だらけ
ちなみに世の中の人たちは因果関係と相関関係の使い方を誤っていることが多いです。
例えばこの記事
この記事のタイトルも因果関係とありますが、実はこれ全部相関関係なんですね。
因果関係と相関関係については、世の中のみなさん勘違いしてしまっていることが多いです。
体育会系が意識すべき「因果関係と相関関係」
体育会系のみなさんが練習の中で意識すべきことは
- 「この練習をすれば〇〇が上達する」と言うのは因果関係なのか?相関関係なのか?
- 因果関係ならその練習を実施し目的のスキルを上達させれば良いが、上級レベルに上がれば上がるほとその可能性は低い。
- 相関関係なら、相関関係であることを自分の中で認めた上で、そこから何を加えれば因果関係に近づくのか?を考える。
そこから何を加えれば因果関係に近づくのか?を考える。のイメージは、ランニング先輩の話で例えると
「1500m走を4分台で走ることができれば、ピッチングで140キロが出せる」
ではなく、
「1500m走を4分台で走ることができれば、投げ込みのための身体のスタミナがつく。投げ込みのための身体のスタミナが付けば、投げ込みのための肩のスタミナが着く。投げ込みのための肩のスタミナが付けば、投球フォームの改善のための練習に打ち込める時間が増える・・(以下省略)・・その結果ピッチングで140キロが出せる」
という形で、より確率の高い相関関係(因果関係ももちろん可)を付け加えていくことで、成果に近づくことができます。
ここまで考えることができれば、ランニング先輩ももう少し球速が上がったと思います。
※実際、こんな感じで意外と考えれていない人が多いんです。これがすごくもったいない。
ロジカルシンキングというスキル
ちなみに、因果関係と相関関係を考えることを意識することは「ロジカルシンキング」を鍛えることに繋がります。
このスキルは、現在社会人の人でも足りないと言われることが多いスキルです。
足りないと言うよりは「継続して鍛える必要があるスキル」の方が近いかな
なのでこの思考を学生時代から考えることができれば、将来に役立つことは間違い無いです。
みなさん是非、因果関係と相関関係、ロジカルシンキングについて意識して業務や日頃の生活に取り組んでみてください。
ではまた!