天は人の上に人を作らず 人の下にも人を作らず
引用:「学問のすすめ」
この名言について
この言葉は福沢諭吉の著書「学問のすすめ」の冒頭に出てくる言葉です。
人間は身分に関わらず皆平等である。ということを謳った言葉ですが、実は学問のすすめには平等について「平等とは現実のあり方、貧富や知恵の有無、力の強さが等しいことではない。天から与えられた人権は現実のあり方にかかわらず等しい。ということである。」とあります。
知恵の有無、力の優劣で比較するのではなく、強きは弱きを助ける。それが世の中の道理だ。ということを言っています。
裏を返すとどんな人にも強みを発揮できる土壌がある、ということです。
この名言の裏側
「学問のすすめ」ではこの後「貧乏人はバカですぐ嫉妬する」などといった結構辛辣な内容が繰り広げられます。
ただ、結局「貧乏人こそ何よりもまず勉学に励め!!」とも言っています。
※まさにこれこそ「学問のすすめ」!