人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためにはどれと同等の代価が必要になる。それが錬金術における等価交換の原則だ。そのころ僕らは、それが世界の真実だと信じていた
鋼の錬金術師 オープニング前のセリフより
この名言からの学び
「何かを得る・何かを成し遂げる・何かを優先したい」と考える時には、その代価が必要になると言うことです。
例えば当たり前の話ですが「今日はデートなので早く帰りたい」と思った時、優先度の低い仕事を後ろ倒しにしたり、上司から依頼されそうになった差し込み業務を「すみません、、、今日は対応できません」と調整したりしますよね?
逆に仕事が切羽詰まっている状況でも、もし上司から依頼された業務が「すごく興味があるので、どうしても自分がやりたい!」と思った業務であれば、自分のプライベートを削ってでも業務時間を確保しますよね?
このように小さなところでみなさんは等価交換を意識して仕事をされています。
この言葉は意外と身近に存在している言葉なのです。
ただ、なぜ今この言葉を意識しなければいけないのか?
本質を見誤らないために
エッセンシャル思考について書かれた本にこんな例え話があります。
出産に立ち会うために、病院にいる妻のもとを訪れていた。
よく晴れた冬の金曜日だった。本当なら人生で1番の幸せに満ち溢れた日になるはずだったが、金曜日の午後に重要なクライアントとの会議が入っていた。
自分の今やるべきことはわかっている。
病院にいる妻と、生まれたばかりの子供についてなければならない。ただ、同僚からの「会議には出席できそうか?」の一言に私はこう答えた。
「はい、今から行きます。」
引用:「エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする」
これが本質を見誤っている最たる例です。
この人がどれだけ勤勉で仕事に熱量を傾けている人であってもです。
この記事を読んだみなさんも「こんなばかな話はない」と思われると思います。
ただ本質を見誤ってしまうと、こんな選択をしてしまうこともあります。
例えば仕事で追い込まれている時とかですね。
なのでこの話を「ばかげてる」と思われる方こそ、「こんな馬鹿げた話があったなぁ」と覚えておいていただけると、運営主としては非常にうれしいです
運営主より
まさか「ハガレン」からこんな話まで持ってこれるとは想像されてなかったでしょう。笑
ただ最近の自分の仕事の仕方でも思うところがあり、エッセンシャル思考の本を読んだところ、そこから鋼の錬金術師が頭から離れなくなり、こんな記事を書いてみました。
ここまでマンガ関連の記事しか書いてませんが、遊びの中からも仕事につなげる気持ちを持てる、そんな余裕が大事だなぁと思う今日このごろでした。
では、また!